けっこうマイナーな気がする今日この頃の『リバティーン』を観てきましたよ。
内容が内容だけに、上映している劇場が少なく…
新宿テアトルタイムズスクエアへ。
前売り券を買っていなかったので、近所の金券ショップへ赴く。
「『リバティーン』の前売り券ありますか?」
「ありません」
Σ(゚Д゚;)ナンデスト!
諦めきれずに徘徊したら。
明治通りを挟んだ向かいにも金券ショップが。
「『リバティーン』の前売り券ありますか?」
「ありますよ〜何枚ですか?」
…よかった…
2004年*イギリス*110分
監督:ローレンス・ダンモア*脚本:スティーヴン・ジェフリーズ
音楽:マイケル・ナイマン
……私はジョン・ウィルモット、第二代ロチェスター伯爵。
どうか私を好きにならないでくれ……
1660年代、科学技術や芸術が急速に発達する中、
宗教の対立や性への自由に対する考えかたで大きく揺れ動くイギリス・ロンドン。
そんな時代に実在した英国の放蕩詩人、ロチェスター伯爵。
素晴らしい才能を有しながらも、挑発的な言動を繰り返し、
酒とセックス三昧の奔放な人生の果てに
33歳の若さで亡くなった孤独な天才詩人の半生を描く。
国王お抱えの詩人であるロチェスター伯爵ことジョン・ウィルモットは
酒・詩吟・女遊びについては当代一と自他共に認めていた。
王への侮辱により追放を受けていたジョンが、
恩赦を受けてロンドンへ戻ってくる。
悪友たちと連れ立って赴いた芝居小屋で、
「大根役者」と観客から大ブーイングを受ける女優エリザベスに気をひかれるジョン。
その隠れた才能に気づいたジョンは、彼女の演技指導をしたいと申し出、
一対一の演技指導を受けるエリザベスは、その才能を開花させる。
その反面、自由奔放さを隠さないジョンの言動はどんどんエスカレートしていく。
それでもジョンの才能を見捨てきれない国王は、
フランス大使を招いた大事な舞台を任すことにしたが…
まず、暗い。
内容も映像も音楽も、
なんつーか、見終わった後にどっと疲れが出るほど暗い。
んでもって、卑猥。
ちょっとお上品な人が見たら
「なんザマスか!このお下劣な作品は!!」
なんて怒り出しかねない。
さらに、なんか、こう、えぇっと、
まぁとにかく、あんまり人に
「これ観なよ!!素敵だよ!!!」と
オススメしたくなる作品でもない。
だがしかし。
ジョニーが。
激しく美人なのだ。
遊びほうけてても、
ピーピー発言を繰り返しても、
ダメ男でも、
なんでもかんでも、
とにかく美人。
もう本当に、彼の一挙一動に目が行ってしまう。
魅せられるってこんなことか!と。
そして国王役のジョン・マルコビッチがイイ。
なんかとっても、国王で素敵。
ジョニーとマルコビッチが存在している画面の
なんて素敵なことか!!
ついでに、悪友共も、なんか貴族っぽくて素敵。
議会のシーンのジョニーが、なんて魅力的なことか!
最期のシーン。
あれ、本人ですよね?造形物じゃないですよね?
あれにぞくっときてみたです。
でもって、
すべてが終わった後の。
最後の最後の、
ジョニーの台詞が。
とてもとても淋しく聞こえて、
なんかそれが胸に刺さってみたりして。
やっぱり「愛」なんだなぁ、屹度。
私は絶対DVD買う。
買うったら買う。
えぇ、それでもジョニーでジョンなアナタが好きですとも。
嫌われるのが善しとした人生だってわかってても。








